エラスチン繊維形成促進によって、肌の弾力の向上やたるみ改善、輪郭のリフトアップなど、重力による影響を軽減させ、リフトアップ効果を実感できる成分です。アセチルジペプチド-1セチルは、重力への抵抗力を高め、肌のたるみを改善させるペプチド合成の一つです。弾力繊維の構成成分であるエラスチンの産生促進効果があり、正常なエラスチン繊維を構成するのに必要な、フィブリリン-1、フィブリン-5、リシルオキシターゼ-1、トランスグルタミナーゼ、デコリンなどの重要な成分を誘導する成分なのです。

デコリンの構造をヒントに特異的にコラーゲン繊維と結合するように開発されたテトラペプチドです。デコリンとは、コラーゲン繊維形成の調整に関与するプロテオグリカンで、コラーゲン繊維の表面と結合して、繊維の直径を小さく保ち繊維同士の隙間を均一化してコラーゲン繊維の立体構造を調節する役割を果たします。

DECORINYL（トリペプチドー10 シトルリン）は、加齢により低下するデコリンの機能不足を補い、コラーゲン繊維の形成と均一化、安定化をデコリンの代わりに行う作用があります。また、細胞外マトリックスの形成を正常化し、皮膚のハリや弾力性、柔軟性を改善する効果がある成分です。

シャクヤク由来のオリゴサッカライドを多量に含むエキスです。真皮細胞と皮下組織細胞間で肌に悪影響を与える炎症誘発因子の作用を阻害する働きがあります。炎症誘発因子は皮下組織での脂肪蓄積を阻害することで、老けて疲れた印象を与える痩せた輪郭にしてしまいます。このような炎症による皮下組織の脂肪細胞の減少を抑制して、脂肪細胞の損失を抑え、ハリやたるみ、弾力を回復して、若々しくふっくらとした輪郭へ導く成分がシャクヤク根エキスなのです。

多糖類由来の架橋ポリマーです。目に見えない糖鎖ネットワークが、使用後速やかに肌の凹凸を引き伸ばし、ピンとしたハリをもたらします。また、肌を滑らかにする効果もあります。

顔のたるみの原因は、重力に肌が負けるといっても過言ではないでしょう。重力に肌が負けるとは、肌内部でハリや弾力を支える力が衰えるということ。コラーゲンなどのうるおい成分を与えるケアはもちろんのこと、うるおい成分が正しく肌に作用するエラスチンなどの成分も肌内部で生成させる必要がります。アセチルジペプチド-1セチルは、肌の弾力に直接的に関わるエラスチン繊維を構成する成分の生成を促進するという観点からリフトアップケアにアプローチをした成分です。

年齢を重ねた肌のリフトアップやたるみの改善は、優れた美容成分を与えるだけのアプローチでは効果が見えにくいものです。ハリや弾力を支える力をアセチルジペプチド-1セチルやシン-ハイカンなどで強化し、キュアパッションなどで肌の内部環境を正常にする必要があります。QuSome^®フェイスリフトコンプレックスは、肌が本来持つ正しい状態を取り戻すケアを目指した複合成分なのです。