QuSome®ヒートアイコンプレックス
アイケア製品では業界初の「マテラパウダー」(赤外線を放出する唯一の成分)を配合し、マッサージ効果により目元の滞りを解消します。独自の浸透テクノロジー「QuSome®」を応用することで、目元悩みに必要な有用成分が角層のすみずみまで浸透します。
構成成分
マテラパウダー
火成岩の一種(流紋岩)のマテラ鉱石という天然石から特殊製法により得られるパウダーです。愛媛県の特定箇所から産出される、希少価値の高い天然のマテラ鉱石のみを原料としています。マテラパウダーは、一般的に遠赤外線を多く放射するといわれるトルマリンやブラックシリカと同等の高い遠赤外線放射率が特徴です。表面皮膚温度の上昇や血流促進が認められ、目元のくまを改善する効果が期待できます。また、主成分はミネラルの一種ケイ素であり、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンなどの結合を強くするとともに、優れた抗酸化作用で肌に弾力やハリを与えます。
パンテノール
肌の保湿としなやかさを維持、炎症と赤みを抑制します。
アルジルリン
美容外科で用いられるボツリヌス神経毒素(ボトックス)と異なるものの、同じような作用が期待できる、表情じわを対象に開発されたペプチドです。筋収縮はアセチルコリン(神経伝達物質)が筋細胞に放出されることで電気的信号が伝わり、筋収縮が起こります。アセチルコリンの放出には、 Munc-18, Syntaxin, SNAP-25,VAMP等のタンパクが順に結合しSNARE複合体を形成することで起こります。ボツリヌス神経毒素はSNAP-25を分解して作用しますが、アルジルリン® peptide(アセチルヘキサペプチド-8 )はSNAP-25を分解せずに、SNAP-25と競合することで効果を発揮します。SNAP-25がSNARE複合体を形成するのを阻止することで複合体を不安定にさせ、アセチルコリンの放出が抑えられ(筋収縮抑制され)て、表情じわが改善する仕組みです。
写真:処理前後のボランティア被験者の画像。
ムナプシス
表情じわを対象に、ボトックス様作用のあるアセチルヘキサペプチド-8の次世代型として開発されたペプチドです。表情じわの原因となる表情筋の収縮運動が起きる際の初期過程と後期過程に働きかけ、表情じわの形成を抑える成分です。
アセチルヘキサペプチド-8では、 SNAP-25がSNARE複合体を形成するのを阻止することで、アセチルコリンの放出を阻害すると前述しましたが、ムナプシス(アセチルヘキサペプチド-1 )では、その手前のMunc-18とSyntaxinの結合を阻害することでアセチルコリンの放出を阻害します。さらにアセチルコリン受容体の阻害することで、収縮運動が起きる際の初期過程と後期過程を阻害する作用もあり、より表情じわを抑える効果が増強した成分といえます。
写真:18名の女性被験者(年齢35-55歳)に、1日2回、ムナプシス3%を配合したクリームを顔半分に塗布してもらった。
ナイアシンアミド
ナイアシンアミド (ニコチン酸アミド)は、ビタミンB3と総称されるビタミンの一種です。生体内で水素の授受を行う担体分子である補因子NADとNADPの重要な構成成分でもあります。NADとNADP及びこれらの還元された形であるNADHとNADPHは、200以上の酵素反応を引き起こす最も重要な補酵素となっています。また活性酸素を除去する抗酸化作用やコラーゲン・エラスチンの産生促進に関与し、しわの改善効果が認められ近年注目されている成分です。
その他にもメラニンの表皮細胞への受け受け渡されることを阻害する美白効果やニキビの改善効果、保湿・表皮バリアの強化(角質層内のセラミドと脂肪酸のバランスをとる、角質層の分化と機能の維持)などさまざまな効果が確認されているマルチに働く成分です。
ピックアップ解説
マテラパウダーの主成分であるケイ素には抗酸化作用が強く、アンチエイジング化粧品としての効果が強く期待されています。ケイ素は別名「シリコン」とも呼ばれ、ヒアルロン酸やコラーゲンと結合する特性を持ち、体内細胞を活性化することによって新陳代謝を促す働きがあります。
ひとこと解説
マテラパウダーによってマッサージ効果を向上させ、ナイアシンアミドで目元の保湿力を高めます。さらにアルジルリンやムナパシスによって、ハリのある大きな目元に導くことで若々しい印象を与えるのです。多角的に計算された複合成分で構成されたQuSome®ヒートアイコンプレックスで新しい目元ケアを始めてください。