COMPONENT

【成分研究】

QuSome®アクティベートコンプレックス

さまざまなエイジングサインにアプローチしつつ、肌本来のバリア機能を備え、なめらかな肌へ導く成分です。美容液のように濃厚な成分が角層のすみずみまで浸透します。

構成成分

ホメオシールド

乾燥状態でも75%がミネラルといわれるフカスセラツスという海藻から採取されるエキスです。古くからフランスやアイルランドでは、タラソテラピー(海洋療法)に使われてきた海藻でもあります。DNAレベルで皮膚バリア機能を活性化させる効果や各層の状態を改善させる効果があります。

図:角層の成熟に必須なトランスグルタミナーゼの活性を5倍以上上昇させる効果が見られた。

ホメオシールド

アッケシソウエキス

アッケシソウ(別名サンゴ草)から抽出されるエキスです。豊富なミネラル分と保湿成分を含み、角層細胞の一つ一つの活性を助けます。バリア機能の低下により、水分を維持できず乾燥する肌に対して、改善効果が期待できる植物エキスです。

3-O-エチルアスコルビン酸

ビタミンC誘導体の一種でチロシナーゼ活性阻害とメラニン重合化阻害の2つの側面から美白効果を発揮します。皮膚の酵素による分解が不要で、誘導体の構造のまま美白作用が可能なため、即効性と持続性の両方の特性を兼ね備えています。
優れた美白効果以外にも、コラーゲンの生成を促し、うるおいを保ち、よるしわやたるみなどを抑制する効果も認められたビタミンC誘導体成分です。

EDP3 (オリゴペプチド-24)

主に表皮に作用し、加齢により減少するEGFの分泌を促すことで肌の若返りを進めるペプチドの一つです。細胞増殖を促進し、内側から健全なターンオーバーを導きます。さらに表皮の水とグリセリンの循環を担うアクアポリン−3という成分を誘導し、表皮の水循環の改善とバリア機能を維持する働きもあります。

図:マウス繊維芽細胞(NIH3T3)およびヒト表皮細胞(HacaT)のセルラインを用い、コントロールと比較した場合の、オリゴペプチド-24添加によるEGF発現量を72時間後にSRB法(590nm)により測定した。

ピックアップ解説

3-O-エチルアスコルビン酸

美肌効果が名高いビタミンCですが、本来は壊れやすく、体内に取り込むことが難しい成分です。ビタミンCを美容成分としても安定して取り込めるように加工をした成分が「ビタミンC誘導体」になります。代謝を受けることで効果を発揮するビタミンC誘導体ですが、3-O-エチルアスコルビン酸は代謝を受けなくても効果を発揮することが大きな特徴の一つです。
つまり、肌に安定してビタミンCを届けるだけでなく、すぐに美肌効果を引き出すきっかけを与える成分なのです。(厚生労働省認可の医薬部外品有効成分)

ひとこと解説

年齢を重ねるごとに肌をすこやかに保つ機能は落ちていくものです。必要な成分の分泌量が減り、肌のバリア機能やターンオーバーの力も弱くなることで、さまざまな肌トラブルが生じてきます。
バリア機能の低下を補うためには、複数の機能性成分を取り入れ、ターンオーバーを整えていく堅実なスキンケアとともに、生活習慣にも気遣う必要があります。より確かな効果を期待する大人の肌のためにQuSome®アクティベートコンプレックスは開発されました。